top of page

和田邦坊画業館では、地元の画家・和田邦坊に関連する企画展を年1~2回開催しています。

wada_img01.jpg

 

香川県仲多度郡琴平町に生まれた和田邦坊(1899-1992)は、小さいころから画家を志していましたが、ジャーナリストの父の影響で東京日日新聞(現毎日新聞)の新聞漫画家として就職。そして、漫画だけでなく小説家としても脚光を浴び不動の人気を確立しました。しかし、昭和13年(1938)過労と戦況悪化のため、故郷である琴平町に戻り、榎井にあった農事講習所の講師となります。その後、当時の香川県知事・金子正則から招聘を受け、栗林公園にある商工奨励館の嘱託職員となり昭和40年(1965)讃岐民芸館の初代館長に就任します。民芸の普及活動に加わりながら画家として積極的に活動し、昭和47年(1972)最初で最後と言われる個展「和田邦坊展」を香川県文化会館で開催します。また、地元の物産品をプロデュースし商業デザイナーとして活躍しました。

Profile

bottom of page